最後の約束の物語

JRPG宣言で一躍話題の会社になったイメージエポックのパブリッシャー第一弾になる最後の約束の物語
世界観や戦闘システムに惹かれて購入してました。

GW中になんとか1周したので簡単なレビューでも・・・
自分は楽しめたんだけど・・・色々ツッコミどころ満載なのがイメエポゲーという(ぇ

↓あくまで個人的な感想としてお読みください。


<ストーリー>
設定をうまく表現した悲壮感たっぷりのシナリオなんだけど、正直"濃さ"と"深さ"を期待してた人は拍子抜けするかと。
各キャラの設定なり会話なりは上手く特徴掴んで場面場面引き立ててるんだけどゲーム内でそれが出るのは時間的に少ない・・・
いい言い方が思いつかないけど、ファンタジーを題材にした映画の場面ごとにゲームプレイが入ってる感じ。
一つ問題があるとすればマルチEDをせっかくいれてるのにラスボス前後のイベントがセレスEDにしか見えないのはマイナスに感じる。
5章の会話イベントしか違いがなかったのは勿体無いんだけどOTL
サーシャの鞭さばきを見たい・・・いや鞭をうk(略

<システム関連>
戦闘システムはかなり面白いなぁ。
敵の攻撃力と各キャラステータスの個性付けと"敵対心システム"が上手く咬み合っている印象。
敵対心というパラメータを使った駆け引きと敵の攻撃力の高さからコマンド選択の重みが今までのと段違いに重い分、緊張感の持続性がはんぱない。
よく考えてパターン組まないと即味方が死亡するドM向けバランスは、好みだったのでもう・・・ビクンビクン。

ただその分、突っ込みたいところがいくつか。
・スキルの効果と表記間違いがいくつか
・アイテムが結構種類は多いんだけどソート無し
・周回前提といいつつイベントスキップなし
・マルチEDによる収集要素が無し

これは他のでも実装してる部分なのでキチンと入って欲しかったなぁというところ。
ストーリー面でもそうだけど、マルチEDを掲げてたのに継続性を上げるのに必須な要素がないのが本当に残念。

後はエンカウントでの再起動バグがちょっと・・・対策して欲しいところ。

<グラフィック、BGM>
グラフィック面はそう不満はないかなぁ
キャラモデリングはイラストをいい感じに再現してるし、ダンジョンマップは置いておいて居住区だったり広場だったりの造形は見事。
そして各章のシナリオを盛り上げるいいBGM。
2章のダンジョンBGMの為にサントラ購入するレベル。